2007年08月02日

『いのちはどこからきたの?』 大葉ナナコ



5児の母でもあり、バースコーディネーターでもある、
大葉ナナコさんの性教育の本です。

サブタイトルに「9歳までに伝える誕生のしくみ」と書かれているように、
性教育は、できるだけ小さい頃から・・・というのがポイント。

9歳以降は、第二次成長期に入り、
異性を意識しはじめる年齢に入るといいます。

そうなると、本来ロマンティックであるはずの「性教育=いのちの話」も、
どうしても、いやらしいとかエッチなもの、という認識をもってしまうらしいのです。

確かに自分のことを振り返っても、
初恋、というか異性を意識しはじめた年齢って、
小学校の3〜4年生くらいでしたものね。

また、この本では、具体的に、
どういう順序で、どういう言葉を使って、どんな場面で、
「いのち」についての話をしたらいいかが書かれています。

大切な子どもたちの体や心、そして命を守るために、
性教育が大事だとはわかっているけれど、
伝え方って難しいですよね。

そんな悩みを解消してくれる本だと思います。

実際、我が家では、
今年6月に、第3子が誕生したのですが、

妊娠〜出産、育児にいたる中で、
子どもたち(8歳、6歳)には、折に触れて、
命の話を伝えることができました。


「赤ちゃんって、どうやってできるの?」

「私が生まれた時、ママどう思った?」

「赤ちゃん産む時、痛いんでしょ?」

このくらいの年齢の子どもって、
素直に聞いてきます(笑)。

時には、説明に言葉がつまることも・・・。

でも、この本を読んでいたおかげで、
子どもたちの素朴な質問に対して、
はぐらかすことなく答えることが出来ました。


また、つい1〜2年前まで、

「私、ママになりたくない。
 だって赤ちゃん産むの痛いから。」

と言っていた娘が、今では、

「私、結婚してママになる!
 だから、それまでママは長生きしてね!」

などと、可愛いことを言ってくれるようになりました。


性教育は、命の教育。

自分のことを大切にできるようになるとともに、
周りの人にも愛情を注げる人に。

自分の子どもだけではなく、
すべての子どもたちが、

そんな大人に成長してくれたらうれしいな、と思います。


⇒ いのちはどこからきたの?―9歳までに伝える「誕生」のしくみ